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略記号論
絵を描く上で考える様々な事。

例えば、リアルを追求する上で、写真というのは銀原子の感光という化学反応だし、
実物というのは歪みを持っていることぐらいは知ってもよいものだ。
(科学ってのは自然を再現する為に考え出されたツールなんだし、
骨が歪んでたり、顔を中心線で割った左右がちぐはぐなんてのは正しい(?)自然現象w)

綺麗な絵も、人間味のある絵、味のある絵も「良い絵」だけれど、それぞれ違うってもんだ。

アニメや漫画では、動画やコマ割に合わせて線を減らすなど
簡略記号化が発達し、個性も加わって今のようになった。
実在物の自然科学的再現とはベクトルを異とするかもしれないが、
社会性からの再現には、割と出来てるんだなぁとw(絵も商売ですしね。社会需要が大事ってか)。

そんなこんな(?)で略記号論です。
略記号ってのは漏れ用語ですが(^^;。
今回は「手」。

手


下手な漏れに「手の描き方」ってのを教えてください。
・・・なんてのが正直なところですね。

「手らしい」手ってのはどんなものだろう。
アニメなんかの描写で、手を軽く開いたとき
「中指と薬指がくっ付くように描かれた絵」ってのを見た事あるんじゃないでしょうか
どれみとか、まぁ簡略的なキャラになりやすいキッズアニメ系に
よく見られるかな。
(そうでもなかった)
逆に料理漫画とか、手をクローズアップするタイプには少ないか。
ジャぱんとか「太陽の手」で思い切り視点が向くからな)。
略記号の世界では手の指はブロック化して描かれます。
手の当たりを取るとき四角くブロックで区切るように
描いたりするのを見た事あるかもしれません。
ロボットの手を描いたりすると、より顕著かもです。
中指と薬指を一ブロックで描いて「らしく」なるのかってのは、自分の手を見れば分かります。
人の手を開いた状態ってのは、意識的にジャンケンのパーにして開かない限り、
明らかに中指と薬指の間隔が人指しや小指より狭くなるものです。
グーの状態から薬指だけを立ててみてください。中指が引っ張られるでしょう
(中指を立てるのは簡単だけど、人前でやっちゃ駄目よん(笑))。
手を開いた状態から、薬指だけ中指だけ曲げるなんてのも同様です。
ブロック化の応用で、この筋肉の連動が表現できれば、
実に「らしい」手が略記号によって出来るってわけだ。
まぁ、そのレベルに達するまでが大変なんだけどw(;´Д`)。
2005年01月07日 (金) 03:02 | 編集
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